2014/01/11
ピーターと狼(プロコフィエフ)/芥川比呂志
<曲名>
ピーターと狼(プロコフィエフ)
<演奏>
芥川比呂志(ナレーション)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ソヴィエト国立交響楽団【1955年録音、新世界レコード】
A面 http://www.youtube.com/watch?v=G2U8joLhtAM (13分30秒)
B面 http://www.youtube.com/watch?v=3dqV00wSCIo (13分27秒)
*このレコードでは作曲者名「プロコーフィエフ」、曲名「ペーターと狼」と表記されています。
「ピーターと狼」日本語ナレーション・シリーズ、第3回。この曲の日本語ナレーション盤は30種類以上あります(第1回参照)。芥川比呂志さんのナレーションが存在することはSL-Maniaさんから教えていただきましたが(オーマンディ指揮)、先日見つけたのは芥川比呂志さんの別演奏盤(ロジェストヴェンスキー指揮)。発売時期はオーマンディ盤が1958年11月(音楽評論家の竹内貴久雄さんによる)、ロジェストヴェンスキー盤はジャケットなどの記載内容から1957年と推定されます。
ちなみに、ぼくはSL-Maniaさんから教えていただくまで、芥川比呂志さんの名前も知りませんでした。調べてみると、大河ドラマ「源義経」(1966年)の頼朝役など、数多くのドラマや映画に出演した俳優だそうです。が、見たことないです

(参考)
芥川龍之介(1892~1927)
芥川比呂志(1920~1981) 龍之介の長男、俳優。
芥川也寸志(1925~1989) 龍之介の三男、作曲家。
芥川比呂志さんは穏やかな声質で、ピーターやおじいさんなど役柄によって声色や話しぶりを多少変えたりしていますが、ハメを外すことは決してなく、学校の先生が本を読み聞かせるような感じです。それにしても、彼はなぜこんな近接した時期に2つのレコードのナレーションを担当したのでしょうか。それとも、同じナレーションを2つのレコードで使い回したのでしょうか。オーマンディ盤は聴いたことないので分かりません
どちらも未CD化と思います。

どちらも未CD化と思います。
世界初復刻(たぶん)。