美しく青きドナウ(ヨハン・シュトラウス2世)

イメージ 1
 
あけましておめでとうございます。クラシックブログは新年の書き初めにシュトラウスを取り上げることが暗黙の掟になっています。(←毎年コピペ)
 
<曲名>
美しく青きドナウ(ヨハン・シュトラウス2世)
The Blue Danube
 
<演奏>
ベニー・グッドマン楽団【1937年8月31日放送】
Benny Goodman; clt
Harry James, Ziggy Elman, Chris Griffin; tpt
Red Ballard, Murray McEachern; tbn
Hymie Schertzer, George Koenig; a.s.
Art Rollini, Vido Musso; t.s.
Jess Stacy; p
Allan Reuss; g
Harry Goodman; b
Gene Krupa; d
Meyer Alexander Chorus; voc
 
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
【過去記事】
2010年1月1日 歌劇「騎士パズマン」~チャルダッシュ(ヨハン・シュトラウス2世)
2011年1月1日 元祖フックト・オン・クラシックス!芸術家のカドリーユ(ヨハン・シュトラウス2世)
2012年1月1日 シュトラウシアーナ(コルンゴルト)
2013年1月1日 ウィーンの森の物語(ヨハン・シュトラウス2世/グバイドゥーリナ編曲)
2014年1月1日 無窮動(ヨハン・シュトラウス2世)
2015年1月1日 (記事なし)
2016年1月1日 南国のバラ(ヨハン・シュトラウス2世)
スポンサーサイト



オーケストラ選曲ガイド

ゆうちゃんの高校オケ部の話です。
ここでの選曲は毎年部員主導で行います。私も候補は出しますが、決めるのは部員の投票です。なので私の候補が選ばれないことも多々あります。また、全く聞いたこともない曲が候補として出てきて刺激的です。(9/22~23、文化祭でのコンサートの指揮者挨拶文より)
ちなみに指揮者はプロのホルン奏者の方です。「部員主導」と言うと聞こえはよいですが、問題は自分たちの現実(楽器編成)を考慮していないことです。弦楽器の部員数が多いから弦楽器の意見が通りやすく、弦楽器はやりがいあっても管楽器はヒマヒマということが起こります。ヒマヒマでも出番があればまだよいですが、一部の管楽器しか参加できない曲が平気で候補曲に挙がってきます。

高校生ですから経験不足は仕方ないことですが、期待したいのは「仲間意識」です(「想像力」と言い換えてもよい)。「楽しければよい」という無邪気な考えは、その楽しさが仲間の犠牲の上に成り立っている(かもしれない)ことを認識しよう。

端的に言うと、選曲にあたって留意すべきことは次の3点です。

(1)オーケストラの編成(使われる楽器の種類や全体の人数)は時代とともに拡大してきた
【18世紀前半】
現代のオーケストラの(一般的な)レパートリーで最も古い時代に属するのはバッハ(1685~1750)とヘンデル(1685~1759)です。この時代のオーケストラはクラリネットとトロンボーンを含みません。また、金管楽器を含むとフルートは使われない傾向があるので、つまり最大の編成は「弦楽、オーボエ、ファゴット、トランペット、ホルン、ティンパニ」となります。但し、木管楽器は基本的に弦楽器とユニゾンで、独立したソロパートはめったに登場しません。
(編成例)
■管弦楽組曲第3番(バッハ) 弦楽、オーボエ2、トランペット3、ティンパニ
■王宮の花火の音楽(ヘンデル) 弦楽、オーボエ3、ファゴット2、ホルン3、トランペット3、ティンパニ

【18世紀後半】
ハイドン(1732~1809)やモーツァルト(1756~1791)の時代になると、いわゆる「2管編成」の原型が生まれますが、まだ発展途上で、曲ごとに編成が異なります。この時代の後半にクラリネットが採用されますが、トロンボーンはまだ含みません。また、フルートは1本のみという曲も珍しくなく、そもそも管楽器の役割はハーモニーづくりがメインで、独立したソロパートは後の時代ほど多くない。
(編成例)
■交響曲第29番(モーツァルト) 弦楽、オーボエ2、ホルン2
■交響曲第31番「パリ」(モーツァルト) 弦楽、木管各2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ
■交響曲第39番(モーツァルト) 弦楽、フルート1、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ(注:オーボエを含まない)
■交響曲第41番(モーツァルト) 弦楽、フルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ(注:クラリネットを含まない)

木管各2=フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2

【19世紀初頭】
ベートーヴェン(1770~1827)の時代になると、「2管編成」がほぼ確立します(例外あり)。木管楽器は魅力的なソロパートを与えられるようになり、また、金管楽器も徐々に拡充され、トロンボーンが交響曲第5番(いわゆる「運命」)の第4楽章で初めて採用され、この時代としては破格の大編成となります。トロンボーンは交響曲第6番(いわゆる「田園」)でも採用されますが、交響曲第7番と第8番では採用されず、身分がまだ不安定です。
(編成例)
■交響曲第1番、第2番、第7番、第8番(ベートーヴェン) 弦楽、木管各2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ
■交響曲第3番「英雄」(ベートーヴェン) 弦楽、木管各2、ホルン3、トランペット2、ティンパニ
■交響曲第5番「運命」(ベートーヴェン) 弦楽、木管各2(+ピッコロ、コントラファゴット)、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ

【19世紀前半】
シューベルト(1797~1828)、メンデルスゾーン(1809~1847)、シューマン(1810~1856)の時代になると、トロンボーンの採用率が徐々に高まり、ホルンも曲によっては4本使われるようになります。トロンボーンはたいてい3本セットなので、ゆうちゃんの高校オケの編成では、この時代を境にハードルが高くなっていきます
(編成例)
■交響曲第8番「未完成」(シューベルト) 弦楽 木管各2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ
■交響曲第3番「スコットランド」(メンデルスゾーン) 弦楽、木管各2、ホルン4、トランペット2、ティンパニ
■交響曲第4番「イタリア」(メンデルスゾーン) 弦楽、木管各2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ
■交響曲第1番「春」(シューマン) 弦楽、木管各2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ

【19世紀後半以降】
ブラームス(1833~1897)、チャイコフスキー(1840~1893)、ドヴォルザーク(1841~1904)の時代になると、前述のシューマンの交響曲第1番に見られる編成が基本型となります。そこにチューバが加わったり、各木管の同属楽器(ピッコロ、イングリッシュホルン、バスクラリネット、コントラファゴット)の採用率が高まり、曲によってはハープやチェレスタなどの特殊楽器も求められます。予算との相談になるでしょう
(編成例)
■交響曲第2番(ブラームス) 弦楽、、木管各2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ
■交響曲第5番(チャイコフスキー) 弦楽、木管各2+ピッコロ、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ
■交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク) 弦楽、木管各2(ピッコロ、イングリッシュホルン持ち替えあり)、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ及びその他の打楽器

さらに後の時代のマーラー(1860~1911)の交響曲やホルスト(1874~1934)の「惑星」、ストラヴィンスキー(1881~1971)の「春の祭典」などはさらに巨大な編成となります。そういう曲はたいてい各パートや合奏の難易度も高いので、ゆうちゃんの高校オケでは物理的にも技術的にも不可能です

(2)ある曲の楽器編成はその曲の最初から最後まで各楽器が等しく活躍することを保証しない
どんな曲でも弦楽器はたいてい最初から最後までほとんど休みなく弾きますが、管楽器は逆に休みばっかりで吹くところがほとんどないという曲もあります。例えば、「新世界より」のチューバは全楽章を通じて出番がたった9小節(しかも3番トロンボーンとユニゾン)だそうです。また、出番が多くても、他の楽器とのユニゾンばかりではやりがいを感じられないのが管楽器心理というものです。
特にブルックナーは、ファゴットをオルガン的な響きの低音補強みたいに使うため、必死に吹いても、より強力なトロンボーン等が同じ音型を吹いてるような場合が多く、やりがいが感じられないというのだ。役者としての出演料を払って芝居に参加してみたら、自分と全く同じ台詞をもっと声のでかい別の役者が喋っているのが分かったみたいなもので、「役付きだと思って張り切って台詞を覚えたのに、これじゃ通行人と同じじゃないか!」と怒り心頭になるという次第。(金子建志「ねこけんの聴振書教」/音楽出版社「クラシックプレス」第14号より)
ここは各自(各楽器)の責任で候補曲を精査し、意見を述べるべきですが、みんながそんなことを言ったら曲が決まらないので、泣いてもらう楽器には交換条件でその楽器が活躍する他の曲を当て、プログラム全体でバランスを取ることも必要でしょう。それが「他パートへの配慮」すなわち「仲間意識」というものです。

(3)著作権
どんな曲でもそれをつくった人がいて、その著作権は原則として作曲者の死後50年間にわたって存続し、その期間内の作曲者の曲を演奏すると著作権料の支払いが発生する場合があります。また、「戦時加算」なる特例措置もあり、作曲者によっては死後50年間を越えて著作権が存在している場合があります。後で多額の(?)請求が来るかもしれず、責任問題になりかねません。選曲段階で指揮者や顧問の先生、日本音楽著作権協会(JASRAC)に確認するとよいでしょう。

みんなが楽しいオーケストラ活動になりますように

金と銀(レハール)

ゆうちゃんは2つのオーケストラを掛け持ちしていて、今回は高校オケ部の話です。3年生はすでに引退し、現役部員は1年生(ゆうちゃん含む)と2年生を合わせて35名。この人数だけ見るとちょっとした室内管弦楽団ですが、実状としてはパート間の偏りがあって編成がいびつです。
 
フルート 3
オーボエ 3
クラリネット 5
ファゴット 1
ホルン 2
トランペット 2
トロンボーン 1
チューバ 0
打楽器 2
ヴァイオリン 11
ヴィオラ 3
チェロ 2
コントラバス 0
 
このようなオケの選曲はどうあるべきか。このオケでは、候補曲をみんなでLINEで挙げて、ある程度絞り込んで投票で決めています。たいてい、「やりたい曲をやる」という感じで、自分たちの編成はあまり考慮していない模様。
 
また、管楽器は曲によって繁閑の差が激しいので、練習を始めてから自分のパートがヒマすぎることに気づいて不満が出たり、編成もピッタリ合わないので、人数が多い楽器は同じパートを複数名で一緒に(または交代で)演奏し、足りない楽器はエキストラで補充するか、足りないまま演奏するそうです。
 
すべての楽器が揃っているのは当たり前ではなく、さすがに現代のプロオケではそんなことはないでしょうけど、かの帝王カラヤンも20代のときに監督を務めていたドイツのウルム市立歌劇場では苦労したらしい。
~カラヤンの若い指揮者へのアドバイス~
「できるだけ下手なオーケストラに行きなさい。そうすれば得るものは大きい。私だって、若い時にはウルムという田舎町で、たった33人のオーケストラで何でも演奏したもんだよ。「ばらの騎士」だって上演した。もっとも、消防署のブラスバンドに応援を頼んでね。それでも足りないパートは自分で編曲した。手元に楽器がないパートは、出番のない他の楽器にメロディを書き込んで演奏してもらったり…。それでも足りないパートはピアノで代用する。だから、私は「ばらの騎士」なら眠っていたって全部のパートを歌えるんだよ。そうして覚えたものは一生忘れない。だからできるだけ田舎のオーケストラに行くべきなんだ。」(大町陽一郎「思い出の名指揮者 カラヤンとチェリビダーケ」/音楽之友社「別冊レコード芸術」SUMMER 1998より)
恵まれた環境も結構だけど、こうしたハングリーな経験も悪くない。しかし各パートが過不足なく揃っているに越したことはないので、9月から練習する10分程度の曲を新たに選ぶことになって、ゆうちゃんを通じて「管弦楽編成表」(→ http://horn.philharmonic.jp/henseihyo/)を勧めてみたけど、このオケの編成ではあっちを立てるとこっちが立たずという感じで、なかなか難しい
 
イメージ 1
<曲名>
ワルツ「金と銀」(レハール)
 
<演奏>
ルドルフ・ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレ【1972~73年録音、DENON】
 
結局、「金と銀」(木管各2・ホルン4・トランペット2・トロンボーン3・打楽器いろいろ)に決定。すでに練習を開始している他の曲は打楽器がヒマらしいので、「今ヒマなパートがちゃんと活躍できる曲」という他パートへの配慮の意識が育ったことは前進でしょう。さて、各パートの過不足をどう解消するのか。
 
と思ったら、唯一のトロンボーンが本番に出演できなくなったらしい

オーケストラの楽器/レイナルド・アーン

イメージ 1
イメージ 2
 
<アルバムタイトル>
LES INSTRUMENTS DE L'ORCHESTRE
【1935年録音、Ultraphone】
 
<演奏>
Reynaldo Hahn(ナレーター)
Henri Merckel(ヴァイオリン)
Georges Bouillon(ヴァイオリン)
Mlle A.Merckel(ヴィオラ)
Marcel Frecheville(チェロ)
M.Delmas-Boussagol(コントラバス)
【協力:ポンちゃんさん】
 
新シリーズ「オーケストラの楽器」第2回。当盤はSPレコード(78回転)2枚4面にわたって19の楽器を紹介しています。前回記事で取り上げたレコードは同じ曲を様々な楽器(無伴奏)で比較試聴する趣向でしたが、当盤は楽器毎に異なる曲が選ばれ、しかもそれぞれの楽器の様々な音域や奏法をピアノ伴奏付き&ナレーション付きで解説してくれるというありがたい企画。フランス語(たぶん)のリスニングにも最適です
 
今回はPちゃんさんの全面的なフォローで2枚のうち1枚(前半部分)を入手、しかも復刻までしていただくという(爆)いつもながらすみません(汗)ありがとうございます
 
特筆すべきはヴァイオリンです。この楽器だけ突出して扱いが大きく、約3分間で10曲も弾いているので各曲はほんのサワリ程度ですが、アンリ・メルケルの十八番で同年にピエロ・コッポラ指揮コンセール・パドルーと全曲録音しているサン=サーンスの協奏曲が含まれている!世界初紹介。と、言いたいところですが、残念ながらすでに先を越されているけど、日本初紹介
(たぶん)
 
<紹介されている楽器>(登場順)[黄色:今回紹介部分]
1)ヴァイオリン(0分53秒~)
2)ヴィオラ(4分10秒~)
3)チェロ(5分14秒~)
4)コントラバス(6分20秒~)
5)弦楽器のピツィカート奏法、トレモロ奏法、和音(6分33秒~)
6)フルート
7)オーボエ
8)イングリッシュホルン
9)クラリネット
10)サクソフォン
11)ファゴット
12)ホルン
13)トランペット
14)トロンボーン
15)ティンパニ
16)シロフォン
17)グロッケンシュピール
18)チェレスタ
19)ハープ
 
<曲目>
1)ヴァイオリン
ⅰ)歌劇「タンホイザー」大行進曲(ワーグナー)
ⅱ)交響曲第39番~第1楽章(モーツァルト)
ⅲ)交響曲第40番~第1楽章(モーツァルト)
ⅳ)ヴァイオリン協奏曲~第2楽章(メンデルスゾーン)
ⅴ)劇音楽「真夏の夜の夢」~序曲(メンデルスゾーン)
ⅵ)ヴァイオリン協奏曲第3番~第3楽章(サン=サーンス)
ⅶ)
ⅷ)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番~シャコンヌ(バッハ)
ⅸ)ヴァイオリン協奏曲~第1楽章(メンデルスゾーン)
ⅹ)ヴァイオリン協奏曲第3番~第2楽章(サン=サーンス)
 
2)ヴィオラ
ⅰ)交響曲「イタリアのハロルド」~第1楽章(ベルリオーズ)
ⅱ)歌劇「タンホイザー」序曲(ワーグナー)
 
3)チェロ
ⅰ)序曲「フィンガルの洞窟」(メンデルスゾーン)
ⅱ)歌劇「イスの王様」序曲(ラロ)
ⅲ)チェロ協奏曲第1番~第1楽章(サン=サーンス)
 
4)コントラバス
ⅰ)交響曲第5番~第3楽章(ベートーヴェン)
 
5)弦楽合奏
ⅰ)ピツィカート奏法:
ⅱ)トレモロ奏法:歌劇「魔弾の射手」序曲(ウェーバー)
ⅲ)和音:
 
=曲名情報提供:Pちゃんさん
=曲名不明
 
管楽器も含む全トラックは下記のサイトで試聴できます(楽器の写真をクリックすると音が出ます)

オーケストラの楽器

イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
 
新シリーズ「オーケストラの楽器」第1回。このシリーズでは、オーケストラで使われる楽器を紹介するレコードを紹介します。プロコフィエフの「ピーターと狼」やブリテンの「青少年のための管弦楽入門」のような作曲作品ではなく、楽器紹介のために制作された教育用レコードを対象とします。なお、「ピーターと狼」日本語ナレーション版は別シリーズで継続します(書庫参照)。
 
<アルバムタイトル>
管弦楽の楽器
 
<演奏>
コロムビア管弦楽団【1950年代録音(?)、日本コロムビア】
https://www.youtube.com/watch?v=Ofud4Se8WMY (14分06秒) 世界初復刻(たぶん)
 
<紹介されている楽器>(登場順)
1)ヴァイオリン
2)ヴィオラ
3)チェロ
4)コントラバス
5)ピッコロ
6)フルート
7)オーボエ
8)イングリッシュホルン
9)クラリネット
10)バスクラリネット
11)ファゴット
12)コントラファゴット
13)ホルン
14)トランペット
15)テノール
16)トロンボーン
17)バストロンボーン
18)チューバ
19)ティンパニ
20)ハープ
21)チェレスタ
 
当盤はSPレコード(78回転)2枚4面にわたって21の楽器を紹介しています。解説書が添付されていないので、盤面記載以外の情報は一切ありません。演奏団体は「コロムビア管弦楽団」と記載されていますが、オーケストラの演奏は含まれず、各楽器につき一人の奏者が無伴奏でシューベルトの「アヴェ・マリア」やベートーヴェンの「運命」第3楽章の一節など、1~3曲をナレーションもなく次々と入れ替わり演奏していくという、なんの色気もない構成が印象的です。先だって一緒に試聴してくださった盟友Pちゃんさんが「オケの部室の練習風景のよう」と評されたコメントが非常に的確にして秀逸です。
 
なお、このレコードは2枚目(第3面と第4面)の盤面がなだらかな椀状に変形していることに加えて、楽器間のインターバルの溝幅が広くて、針がそこで止まってしまうので困っていたのですが、ib○tar○w先生とPちゃんさんのご助言でレコードプレーヤーのアンチスケーティングの設定値をゼロにしたら針が進んでくれるようになりました。ありがとうございました。但し、盤面が変形しているせいか、音が歪んだり謎のノイズが入る箇所があります。ご了承ください。
 
<不明点>
・シューベルトの「アヴェ・マリア」とベートーヴェンの「運命」のほか、もう1曲演奏されている曲名
・ティンパニ、ハープ、チェレスタが演奏している曲名(チューバ以前の楽器とまったく別の曲)
・15番目に登場する金管楽器「テノール」(10分29秒~)とは?

プロフィール

violin20090809

Author:violin20090809
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR