2010/07/25
中国の太鼓(クライスラー)
今、わが家で再生回数トップは間違いなく、この曲。
<曲名>
中国の太鼓(クライスラー)
先週の土曜日は、ゆうちゃんの発表会でした。ゆうちゃんはヘンデルのソナタ第4番(第2楽章)を弾きましたが、それはさておき、ゆうちゃんは上手なお姉さんの弾く「中国の太鼓」に耳が釘付け!
この曲は以前から気になっていたらしく、どんな曲かよく知らないうちから「来年の発表会で弾きたい。」と身の程知らずなことを言っていましたが、難曲ぶりを目の当たりにして「やっぱり無理~(><)」とあっさり白旗。
と思ったら、一晩寝たらそれも忘れたのか、今、ゆうちゃんは毎日何回この曲を聴いているかな。
ついには昨日、楽譜を買ってきました。あんなうれしそうな顔、久しぶりに見たな。もちろん、こんな難曲を弾きこなす腕前ではないけど、今まで自分が弾く曲しか興味なかったのに、初めてレッスン以外の「憧れの1曲」に夢中になるゆうちゃんの姿を見て、お父さんはうれしいよ。
<演奏>
マイケル・レビン(violin)【1951年】
http://tower.jp/item/1836181/アート・オブ・ヴァイオリンhttp://www.youtube.com/watch?v=5pKRNjGZJr0 (2分22秒)
マイケル・レビン(violin)【1962年】
マイケル・レビン(1936~1972)。1951年ということは15歳の演奏。これはドキュメンタリー番組≪The Art of Violin≫に含まれている映像です。ゆうちゃんはシェリングのCDもお気に入りですが、やっぱり自分(10歳)に近い年頃の少年が弾く映像の魅力は格別。しかも、演奏の凄さはもはや年齢に関係なく、ゆうちゃんでなくても唖然とします。左手のポジション移動や右手の弓さばきもよく分かり、ゆうちゃんにはこれが本命。(但し、カットのある短縮版なので、演奏時間は短い)
1962年の映像は26歳の演奏。これも凄いけど、ひょっとしたらレビンはもう全盛期を過ぎていたのかも。「タイスの瞑想曲」を含む1959年録音の小品集にこの曲が選ばれなかったのはちょっと残念。
さて、ゆうちゃんはくじけずに練習できるかな。お父さんも伴奏の練習しておくからね(目標:今世紀中)。