ハッピー・バースデー変奏曲(ハイドリッヒ)

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え~。実は、今日(9月27日)はぼくの誕生日であります。干支をちょうど2まわり。イヤ、3まわりだったかな。初対面の方に「29歳です。」と言うと、ほぼ確実に騙されてくれますが、いつまで通用するだろう。そろそろ、「31歳です。」くらいに言っておこうかな
 
<曲名>
ハッピー・バースデー変奏曲(ハイドリッヒ)
 
有名な「ハッピー・バースデー」を主題とする変奏曲。ギドン・クレーメルの定番アンコール曲です。各変奏が以下のように様々なスタイルで書かれているところがおもしろい!しかも、単なる「~風」ではなく、実在の曲をベースにしているらしいのですが、悔しいことに元ネタがほとんど特定できない上、3~6の境い目もよく分かりません
 
1)主題(ハッピー・バースデー)
2)ハイドン
3)モーツァルト
4)ベートーヴェン
5)ブラームス
6)シューマン
7)ドヴォルザーク
8)ウィーン音楽
9)映画音楽
10)ラグタイム
11)タンゴ
12)ジプシー音楽
 
<演奏>
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)&クレメラータ・バルティカ
【1999~2001年録音、Nonesuch】
 
抜粋版【2003年(Live動画)】
 
「ヴェルビエ音楽祭10周年記念ガラコンサート」のライヴ映像。なんなんだ、この超豪華メンバーは!次々と映る顔ぶれは超有名ソリストばかり。しかも、めっちゃ楽しそう!
 
(主な出演者)
ギドン・クレーメル(Vn)
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
今井信子(Viola)
ユーリ・バシュメット(Viola)
ルノー・カプソン(Vn)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
サラ・チャン(Vn) など
 
思わずギャラを心配。関係者じゃないけど
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まるでラフマニノフ? ワルソー・コンチェルト(アディンセル)

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<曲名>
ワルソー・コンチェルト(アディンセル)
 
ワルソー・コンチェルト(Warsaw Concerto)、つまり、「ワルシャワ協奏曲」。カーメン・キャバレロやリチャード・クレイダーマンがカバーし、織田信成をはじめフィギュアスケートでも定番の「ピアノ協奏曲」ですが、クラシックのレパートリーとしてはほとんど無視されている不遇な作品。シンフォニー・オーケストラがピアノ協奏曲の体裁で演奏することはほとんどなく、メジャーなアーティストが録音するのは非常にレアです。
 
<演奏>
クリスティーナ・オルティス(ピアノ)
モーシェ・アツモン指揮ロイヤル・フィル【1984年録音、DECCA】
 
冒頭の重厚でものものしい和音の連打、ロマンチックな第2主題…。学生時代のこと、ピアノ好きの後輩の女の子にカセットにダビングして聴かせたら、ちゃんと曲名と作曲者名を書いて渡したのに「ラフマニノフかと思った。」と言われたくらい、ラフマニノフを彷彿とさせる…かな?
 
よく聴くと、ラフマニノフらしいドロドロした不健康さはまるでないし、一つ一つのメロディーも別に似ているわけじゃない。ピアノのソロも協奏曲としては弱すぎる。これでは腕の立つピアニストに見向きもされないのも無理はない。
 
この曲、実は映画音楽なのです。日本では公開されなかった1941年のイギリス映画「危険な月光」(Dangerous Moonlight)は、検索すると同じタイトルのエッチな映画もヒットしますが、たぶん関係ない。第二次世界大戦中にナチス・ドイツ支配下のポーランドを脱出してイギリスに避難した戦闘機パイロット兼ピアニストをめぐる恋愛映画だそうです。(←見たことない人)
 
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≪映画を彩るピアノ協奏曲集≫
フィリップ・フォーク(ピアノ)
プロインシアス・オ・ドゥイン指揮RTEコンサート・オーケストラ
 
ぼくの知る限り、作品成立の経緯など最も詳しく紹介されているのはNAXOS盤の解説(英文)です。この解説によると、「ワルソー・コンチェルト」のオーケストレーションはロイ・ダグラスが手掛けました(ショパンのピアノ曲を管弦楽編曲したバレエ「レ・シルフィード」で有名な人)。英語版Wikiによると、彼は1935年から1943年までアディンセルの全ての映画音楽のオーケストレーションを手がけたそうです。
 
(NAXOS盤の解説より)
1941年、ロンドンのウェスト・エンドにある王立映画劇場「マーブル・アーク」で最新のイギリス映画を鑑賞した、戦争にうんざりしていた映画好きの心を打ったのは、演技、デザイン(=衣裳?)、会話ではなく、全編を通じて流れ、シナリオ通り完璧な演奏でクライマックスに導いた曲であった。映画会社は、この映画がこれほど聴衆を揺り動かすとは思ってもいず、ましてや販売用レコーディングの備えなどしていなかった。その映画「危険な月光」で、映画館を後にした人たちが話題にしたり、ハミングをしたのは、リチャード・アディンセル(1904~1977)の「ワルソー・コンチェルト」であった。映画で使われ、後にレコードになったのは、ルイス・ケントナー(ピアノ)、ミューア・マシーソン指揮ロンドン交響楽団の演奏である。その後、何年にもわたり、100回以上もレコード化され、売上は300万(枚?)を超えたが、テーマ曲のディスクもこの分野としては最高の売上を記録した。
映画のアイディアは俳優バジル・バートレット、音楽家ライオネル・サルター、作家兼監督テレンス・ヤングの3人によって温められたが、このうちテレンス・ヤングだけが休暇をもらいプロジェクトに参加していた。ストーリーは、ワルシャワを逃れ、英国戦争に加わったポーランド人の飛行士兼コンサート・ピアニストのアントン・ウォルブロックの話である。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の許可が取れなかったので、アディンセルに同じ脈のものを書いてくれとアプローチがなされたのだが、メインテーマは1920年代にオックスフォードの学生時代に書いたルンバから取られており、それにオーケストラ・アレンジャーのロイ・ダグラスの力を得て、適宜、ラフマニノフの第2・第3協奏曲、パガニーニ・ラプソディを絡ませている。彼は回想で曲全体が製作者の指示そのままを表していると言っている。第二次世界大戦を通じ、イギリスで書かれた演奏会用作品としてはまさにその時代を反映したものであるとの音楽評論家の指摘があるが、当時を生きた人にとってこの曲は今なお特別な感情を呼び起こすものなのである。(以上、Loree父による日本語訳
誤訳ある場合は何卒ご容赦を

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