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わらしべ長者

昨年の忘年会につづいて、年明けに薩摩から上京されたFJさんを囲んで、ハル●ウさん、ほり●ちさん、そしてスペシャルゲストの美人ピアニストMさん(本当です)とミニ新年会。そして先日は大先輩パス●エさんに初めてご参加いただきました。
 
【日時】2012年4月26日(木)
【場所】御茶ノ水某所
【参加者】n先生、ハ●コウさん、パ●ピエさん、ほ●うちさん、Loree(以上、あいうえお順)
 
不要なCDを持ち寄る「ぐるぐるまわし交換」は、昨年の忘年会では5人で合計10枚程度のささやかな余興でしたが、回を重ねるごとに規模拡大し、先日は貸し借りと売買(?)も合わせてついに合計100枚超え(推定)。皆勤賞のぼくは1枚→2枚→4枚という具合に回を追うごとに持参枚数を増やして応戦するも焼け石に水、毎回大量のCDを持ち帰り、これを「わらしべ長者」と言わずして何と言う!諸先輩方には誠に申し訳ありません(汗)
 
何を出品して何をいただいたのか、だんだん分からなくなってきたので、いったん整理しておきたいと思います。昨年の忘年会のことは過去記事で紹介済みのため省略し、2012年1月以降の記録とします。貸し借りは省略。(■=特製CD)
 
<n先生から>
○交響曲第31番、第35番、第36番ほか(モーツァルト)/ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ
■n先生特選ピアノ曲集(サン=サーンス)
■n先生特選ピアノ曲集(モーツァルトからプーランクまで)
■ブランデンブルク協奏曲全集(バッハ)/ジギスヴァルト・クイケン指揮ラ・プティット・バンド【DVD】
 
<パス●エさんから>
○ヴァイオリン・ソナタ集 K379、K454、K526(モーツァルト)/フランク・ペーター・ツィンマーマン
■「ボウイングの技法」から主題と30の変奏(タルティーニ)ほか/メルクス
■ヴァイオリン・ソナタ第4番(ヘンデル)/ボベスコ、ジャンティ
■交響曲第40番、第41番(モーツァルト)/カラヤン指揮ウィーン・フィル
■ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェン)/クレーメル、アバド指揮ロンドン響(1977年Live)
■幻想曲(シューベルト)/クレーメル、アファナシエフ(1986年Live)
 
<ハル●ウさんから>
○ピアノ協奏曲第23番、第26番(モーツァルト)/グルダ、アーノンクール指揮コンセルトヘボウ
○交響曲全集(ベートーヴェン)/バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン
○ピアノ協奏曲第3番(ラフマニノフ)/レーゼル、クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン響
 
<FJさんから>
○ボレロ(ラヴェル)、英雄の生涯(R・シュトラウス)/メンゲルベルク指揮NYフィル、コンセルトヘボウ
■ピアノ三重奏曲Hob.XV25(ハイドン)、マズルカOp.63-2(ショパン)、ワルツOp.64-2(ショパン)、ノクターンOp.9-2(ショパン)、無伴奏チェロ組曲第6番(バッハ)
 
<ほり●ちさんから>
○宗教的コンチェルト集(モンテヴェルディ)/ヤーコプス(C-T)、クリスティ&コンチェルト・ヴォカーレ
○交響曲第1番、第2番(カリンニコフ)/ドゥダロワ指揮The Symphony Orchestra of Russia
○マイスタージンガー、ローエングリン、パルジファル、トリスタンとイゾルデ(ワーグナー)/ティーレマン指揮フィラデルフィア
○弦楽セレナーデ(チャイコフスキー)、ホルベルク組曲(グリーグ)、2つのノルウェー舞曲(グリーグ)/バシュメット指揮モスクワ・ソロイスツ
○室内協奏曲、Ramifications、弦楽四重奏曲第2番、Aventures、Lux aeterna(リゲティ)/ブーレーズ指揮Ensemble InterContemporain、Lasalle Quartet、ヘルムート・フランツ指揮ハンブルク北ドイツ放送合唱団
 
<Loree出品>(わらしべ)
○オーボエ協奏曲集(マルチェッロ、アルビノーニ、チマローザほか)/ホリガー、イ・ムジチ
○≪エール・アングロワ≫(1700年頃のイギリスのディヴィジョン集)/奥田直美、佐野健二
○ヴァイオリン・ソナタほか(ナルディーニ)/Ensemble“ARDI COR MIO”
○水上の音楽、王宮の花火の音楽(ヘンデル)/ヴェンツィンガー指揮バーゼル・スコラ・カントールム
○運命(ベートーヴェン)、未完成(シューベルト)ほか/ミュンシュ指揮ボストン響
○交響曲(フランク)、ペトルーシュカ(ストラヴィンスキー)/モントゥー指揮シカゴ響、ボストン響
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交響曲第35番「ハフナー」(モーツァルト)

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モーツァルトの「ハフナー」を初めて聴きました。
 
<曲名>
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K385(モーツァルト)
 
モーツァルトはけっこう好きなつもりでしたが、よくよく考えてみると聴いているのはほんの数曲で、実は知らない曲ばかりです。演奏したことがある交響曲は29番と40番のみ。その他では昨年から急に39番(よりによってオーボエを含まない)が好きになりました。
 
「ハフナー」は高校生くらいのときに一度聴く気になったのですが、陳腐な冒頭に一瞬で嫌気が差し、途中で止めてしまいました。ところが先日、39番を聴こうと思っていたのに間違えて「ハフナー」が始まってしまい、仕方なくそのまま聴いてみたら、あまりの美しさ(特に第2楽章)に絶句。
 
○第2楽章
<演奏>
ピエール・モントゥー指揮北ドイツ放送交響楽団【1964年録音、Concert Hall Society原盤】
http://tower.jp/item/994803/Concert-Hall-Society---Pierre-Monteux
 
探してみたら、わが家に「ハフナー」は10数枚ありました。でも、今はまだモントゥーしか聴いていません。あなただけいればいい。女の子には言ったことないセリフを、モントゥーには本気で言います。
 
正直なところ、このセットに含まれる39番とベートーヴェンの2番・4番を初めて聴いたときは、粗い合奏とチープな音色にガッカリしました(←チープな装置を棚に上げるLoree)。
 
それは大きな誤解でした。なんとセンスのいい指揮者とオーケストラ!北ドイツ放送交響楽団と言うと最晩年のギュンター・ヴァントのパートナーとして重厚なイメージがありましたが、これはまるで別のオーケストラです。特に、少人数でニュアンスたっぷりに歌うヴァイオリン。そして、色とりどりのナチュラルな管楽器たち。新緑が薫る初夏、口笛でも吹きながら散策する山道の空気。これはモーツァルトの「田園」である。前半・後半の締めくくりで名残惜しくテンポを落とす最晩年のモントゥーの心情は…

ピアノ協奏曲第20番(モーツァルト)

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<曲名>
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466(モーツァルト)
 
中学校の音楽の授業では、ベートーヴェンについて「古典派とロマン派の橋渡し」と習いました。では、この激情のコンチェルトは何なのか。ベートーヴェン、クララ・シューマン、ブラームス、ライネッケといった錚々たる19世紀人がこの曲のためにカデンツァを書いたことは何の不思議もないと感じます。(参考音源→ http://ml.naxos.jp/album/PH09006
 
そして、20世紀人がやると、こうなる。
 
<演奏>
Gottlieb Voigt(ピアノ&指揮)、Philharmonia Berolinensis
第1楽章 https://www.youtube.com/watch?v=yCzzJ80saFA (12分51秒)
第3楽章 https://www.youtube.com/watch?v=KxxbOOL2y4s (8分57秒)
 
忙しい現代人の方は第1楽章のカデンツァ(9分54秒~)からどうぞ。このピアニストはいったい何者なんだ!モーツァルトが書いたところはいささか乱暴に弾き飛ばしますが、カデンツァに入ると雰囲気が急変してオシャレなナイトジャズに!こんなカデンツァ、聴いたことない。メロディーといい、シンコペーションのリズムといい、ちゃんとモーツァルトの原曲をベースにしているのがすごい。だから、すごい。
 
こんな素敵なプレイを目の前で展開されたらオーケストラだって燃えます。あまり上等とは言えず、地味な演奏をしてきた人たちがカデンツァのエンディングを受ける一撃では全曲中もっとも気迫のこもった音を出していて、そりゃそうだろう!と思わず納得。
 
(追記)
2013年にFMで聴いた、中野翔太さんがモーツァルトのピアノ協奏曲第21番(小林研一郎指揮東京フィル)で披露したGottlieb Voigtばりのカデンツァの素晴らしさ。ライヴで聴きたい!

膀胱結石手術の図(マラン・マレ)

ゆうちゃんは12歳。小学6年生になりました。身長154cm、素直で明るく、健康的でスタイル抜群の美少女です(←親バカ)。
 
でも、ゆうちゃんは小さい頃から歯並びがガタガタです。歯が立派すぎて、器(あごのサイズ)に収まらないのです。あごが小さいわけじゃなくて、歯が大きすぎるのです。いつかは矯正しなければ、と思っていましたが、大人の歯にすべて生え変わり、引っ越して日も浅い今、ついに始めることにしました。
 
歯並びの良し悪しも程度の問題ですが、軽度ではなさそうです。しかも歯が大きいので、このままではきちんと並べるスペースを確保できません。上下左右、合計4本の歯を抜くのか。それとも、1本1本の歯の側面を削って細身に加工する「スライス矯正」にするのか。
 
悩みに悩んで、抜歯することにしました。これがスタンダートな方法です。正直、健康な歯を4本も抜くのは心苦しく、「スライス矯正」によって1本1本の歯を細くしてスペースを確保できるならばそれは夢の方法と思えた時期もありました。でも、すべての歯を削ることによって将来どんな影響があるか、不安を拭えない。たぶん、唯一絶対の回答はないのだと思います。友人(歯医者さん)にも検討のポイントをアドバイスしてもらい、様々な観点から納得できるまで親子で話し合うことができたのは有意義な過程でした。4本抜歯することで残りの歯を良い環境で保持できるなら、それがベターというのが親子の結論です。
 
抜歯は毎週1本ずつ、4回に分けておこないます。矯正の期間は、器具を取り付けて約2年。その後、器具を取り外してから安定させるまでさらに2年。その頃、ゆうちゃんは中学校を卒業するでしょう。どんな女の子になっているかな。
 
<曲名>
ヴィオール曲集第5巻~「膀胱結石手術の図」(マラン・マレ)
 
今日、1本目を抜きます。。
 
(後日談)
2014年5月20日 固定器具を取り外しました。

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Author:violin20090809
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