わらしべ長者 秋編

前回の「ぐるぐる」から半年。そろそろ企画しなければと思っていたところ、最も多忙な帝王からまさかの召集。今回は帝王がすべて調整してくださったので、最年少のL氏はもともと「名ばかり幹事」だったのに、ますます超ラクになって、何の役割もないけど午後半休を取って早々と一番乗りして意気込みをアピール。新幹事の人望により過去最大の6名参加であっという間の楽しい4時間でした。
 
【日時】2012年10月25日(木)18時~
【場所】御茶ノ水某所
【参加者】ぐら○るさん、n先生、ハ○コウさん、パス○エさん、ほり○ちさん、Loree(以上、あいうえお順)
 
<戦利品>
○交響曲第38番、第39番(モーツァルト)/アーノンクール指揮コンセルトヘボウ
○交響曲第2番、第7番(ベートーヴェン)/バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル
○弦楽四重奏曲第13番(ベートーヴェン)/スメタナ四重奏団
○「マイスタージンガー」第1幕前奏曲ほか(ワーグナー)/デ・サーバタ指揮ニューヨーク・フィル
○グラゴル・ミサ(ヤナーチェク)
○ブラック・オン・ホワイト(ハイナー・ゲッペルス)/アンサンブル・モデルン
■ヴァイオリン・ソナタK304、376、454、481(モーツァルト)/バリリ、スコダ
■ピアノ五重奏曲「ます」(シューベルト)/スコダ、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団、バリリ四重奏団(2種類の演奏)
■ピアノ五重奏曲&ピアノ四重奏曲(シューマン)/イェルク・デムス、バリリ四重奏団
■弦楽六重奏曲第1番&ピアノ五重奏曲(ブラームス)/イェルク・デムス、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
■ヴァイオリン協奏曲(シベリウス)、同(ブルッフ)/チョン・キョンファ、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団ほか
■ピアノ協奏曲第3番&パガニーニ狂詩曲(ラフマニノフ)/アシュケナージ、ハイティンク指揮コンセルトヘボウほか
(■=特製CD)
 
<Loree出品>(わらしべ)
○≪グラドゥス・アド・パルナッスム≫(鍵盤楽器の歴史的銘器による小品集)/イェルク・デムス
○朗読付きピアノ曲集(R・シュトラウス)/WOSKA(朗読)、DUO MRONGOVIUS
○歌劇「道化師」より“衣装をつけろ”(レオンカヴァッロ)/23人のテノール歌手による聴き比べ
 
<coraさん特別出品>
○即興曲集ほか(シューベルト)ほか/シフ
○展覧会の絵(ムソルグスキー)、ひばり(グリンカ/バラキレフ編曲)ほか/キーシン
○交響曲第33番(モーツァルト)、交響曲第2番(ベートーヴェン)、ティル(R・シュトラウス)/ヤンソンス指揮ウィーン・フィル
 
今回はLoreeからの3枚に加えて、美人ブロ友cさんから事前にお預かりした3枚、合計6枚を出品しました。毎度のことながら大幅な貿易黒字となり、申し訳ありません(汗)しかも、誰から誰に何が渡ったのか、もはや分かりません(汗)特に、ぼくがいただいたヤナーチェクのグラゴル・ミサがどなたからの出品だったのか、どうしても思い出せません。(業務連絡:ほ○うちさん出品≪コーホーのベト7≫をゲットした方はジャケット写真のアップをお願いします)
 
現物参加のcさんにはあらためて御礼申し上げます。実はまだたくさんお預かりしていますので、次回も出品させていただきます♪(戦利品の分配につきましては別途ご相談)
 
さらに今回はサプライズゲストとして美人ブロ友あ○かさんに電話参加を要請していたのですが、Loreeの携帯がなぜか発信不能状態で、解散直前にあす○さんのほうからかけていただいて感動の滑り込みセーフ!てゆーか、申し訳ありません(汗)
 
というわけで、幹事のハルコ○さん、諸先輩方、cさん、あ○かさん、ありがとうございました!
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【第124回】あの超有名主題による変奏曲 その3
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【第138回】フリードリヒ・グルダ、モーツァルトのソナチネを弾く。
【第139回】わが家の天才少女
【第140回】世界の国歌
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【第142回】「ヴィターリのシャコンヌ」 エミリー・オータム
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【第144回】無名のシャコンヌ
【第145回】ヴァイオリン・ソナタ第4番(ヘンデル)
【第146回】ヴァイオリン・ソナタ第6番(ヘンデル)
【第147回】ミュージカル「ローズ・マリー」より(フリムル)
【第148回】新しいスピーカーと池田昭子さんと私
【第149回】文部省唱歌の美しすぎる2台ピアノ編曲版
【第150回】ピアノ協奏曲「白い恐怖」(ミクロス・ロージャ)

ピアノ協奏曲「白い恐怖」(ミクロス・ロージャ)

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HOLLYWOOD NIGHTMARES
ジョン・マウチェリー指揮ハリウッド・ボウル・オーケストラ【PHILIPS】
源義経一行は頼朝から逃れて奥州に向かう際、安宅の関(石川県小松市)を山伏の姿に変装して通り抜けようとする。しかし、関守の富樫左衛門の元にはすでに義経一行の情報が届いていた。「焼失した東大寺再建のための勧進を行っている」と弁慶が言うと、富樫は勧進帳を読んでみるよう命じる。弁慶はたまたま持っていた白紙の巻物を開き、まるで勧進帳であるかのように朗々と読み上げる。富樫は通行を許すが、部下の一人が義経に疑いをかけた。弁慶は主君の義経を金剛杖で叩き、疑いを晴らす。(歌舞伎≪勧進帳≫より)
小学6年のとき、学芸会の演目は「勧進帳」でした。ぼくは選曲係で、担任のN先生と一緒に音楽室のレコードを物色しながら選曲会議をしたのですが、この緊迫の名場面に、よりによって「G線上のアリア」を選んだのは…なんでだろう~♪
 
あれから26年。今月末の学校行事で6年生のゆうちゃんのクラスはお化け屋敷を出店することになり、ゆうちゃんを含む何人かの子がお化け屋敷で流す曲を選ぶことになりました。
 
ゆうちゃん : みんなが怖がる曲、ない?
ぼく : 任せなさい。
ゆうちゃん : クラスの子は「運命」のジャジャジャジャーンがいいって。みんなビックリするよって。
ぼく : ビックリと怖いは違う。「運命」は200年前の音楽だ。現代人が聴いても怖くない。20世紀の曲にしなさい。
 
<曲名>
映画「白い恐怖」によるピアノ協奏曲(ミクロス・ロージャ)
 
<演奏>
Simon Mulligan(ピアノ)、Celia Sheen(テルミン)、レナード・スラットキン指揮BBC交響楽団
 
ミクロス・ロージャ(1907~1995)は「ベン・ハー」をはじめとする映画音楽で有名な作曲家。映画音楽のほか、ハイフェッツのためにヴァイオリン協奏曲も書いています。ぼくはこの作曲家の名前を“ローザ”と覚えていたけど、最近は“ロージャ”と記載するらしい。
 
「白い恐怖」協奏曲は、1945年のアメリカ映画「白い恐怖」(ヒッチコック監督)の音楽をもとに再構成した曲。もちろん、映画のことは知りませんが、これが映画のタイトルに似合わない(?)ハリウッド・ロマンティシズムのピアノ協奏曲なのです。でも、中間部(3分59秒~)の電子楽器テルミンの“ヒュ~ヒュ~”という音色はまるでオバケ!
 
ぼく : オバケっぽくない?
ゆうちゃん : う~ん…別に怖くないね。
ぼく : 
 
では、次。
 
<曲名>
「春の祭典」より第2部冒頭(ストラヴィンスキー)
 
ぼく : これはどうだ。
ゆうちゃん : おお!これは怖い!オバケが出そう!
ぼく : フ、フ、フ。
 
ついでにもう1曲。
 
<曲名>
「ピンク・パンサー」のテーマ(ヘンリー・マンシーニ)
 
たまたま通りかかった妻 : なんか、オバケって言うよりドロボーみたい。
ぼく : 
 
結局、「運命」に決まったらしい。

文部省唱歌の美しすぎる2台ピアノ編曲版

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【日時】2012年10月19日(金)19時開演
【会場】ルーテル市ヶ谷センター
【出演】武正久美子、宇都宮三花(ピアノ)、堀内淳(ナビゲーター)
【曲目】
○バッハ(マイラ・ヘス編曲)/主よ、人の望みの喜びよ
○モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ・ニ長調K448
○ラヴェル/ラ・ヴァルス
○三善晃/唱歌の四季
○アレンスキー/2台のピアノのための組曲第2番≪シルエット≫
(アンコール)
○サン=サーンス/白鳥
○バッハ(マイラ・ヘス編曲)/主よ、人の望みの喜びよ
 
「アレンスキー」「堀内淳」「宇都宮三花」。こんな強力キーワードが並ぶこのコンサートのことを知った次の瞬間、カレンダーに予定を書き込んだことは言うまでもない。ちなみに、モーツァルトのK448は「のだめ」の重要場面での使用曲、また、「頭が良くなる曲」としても有名らしい
(過去記事≪モーツァルトは頭を良くするか-「モーツァルト効果」をめぐる科学とニセ科学-≫参照)
 
唯一、日本人作曲家の≪唱歌の四季≫という曲だけ知りません。ぼくは現代音楽は苦手なのです。三善晃さんのお名前だけは知っていますが、この人の作品を聴いたことがないし、自分から進んで聴く気もない。つまり、強制的に聴かなければならない状況。が、知らないということは結局、自分の世界を狭くするだけと思い知りました。約200名の聴衆のほとんど(ハル●ウ先輩除く)がおそらく初めて聴くだろうと思われた≪唱歌の四季≫は、果たして、日本人なら誰でも知っている文部省唱歌を、誰も聴いたことがないような豊潤なハーモニーで包んだ編曲作品でした。
 
<曲名>
唱歌の四季(三善晃)
第1曲 おぼろ月夜
第2曲 茶摘
第3曲 紅葉
第4曲 雪
第5曲 夕焼け小焼け
 
音楽は、どんな編曲をしても音から音への衣替えに過ぎない。でも、三善晃さんの「編曲」はほとんど「映像化」と言いたくなるほどイメージの豊かさが音楽離れしていて、あまりの美しさに現実の四季の風景ではない、どこかにあるかもしれない理想的な日本の風景を描いているような気がしました。ピアノを聴きながらこんなに幸せな気持ちになったのはいつ以来だろう?ぼくはこの曲を教えてくれた今回のコンサートに心底感謝します。
 
ハ●コウ先輩が確保してくださった席は前から3列目のほぼ中央で、これはとても良いポジションでした。2台のピアノの音が溶け合う前に耳に届くので、CDで聴いているとどっちがどっちだか?1台なのか2台なのかも分からなくなることがしばしばの人(ぼく)にも両者の掛け合いが手に取るように分かり、まるで自分が合奏を楽しんでいるつもりで聴きました。
 
このコンサートはナビゲーター付きで、ナビゲーターというのは曲間にアナウンス(+α)でもするのかしらんと想像していたのですが、彼は曲間にピアニストたちと交代でステージに現れ、例えばK448についてはモーツァルトとヨゼファ令嬢の恋バナを語り、「おそらくモーツァルトが第2ピアノを弾いたのではないか。」と聞いて私たちはステージのピアニストたちに200年前のモーツァルトとヨゼファ令嬢の姿を重ねる。「ラ・ヴァルス」については、この曲が管弦楽版よりも前に2台ピアノ版で初演され、そこには若きプーランクやストラヴィンスキーが居合わせていたと語り、私たちは市ヶ谷のステージに1920年のパリのサロンを見る。つまり、それぞれの作品の世界に、文字通り「ナビゲート」されていたのだと気づく。
 
が、ステージ上のナビゲーター堀内淳氏はあまりにカッコよく、ぼくのいつもの飲み仲間の堀内淳さんではなかった。同姓同名の別人だったようだ、間違いない

新しいスピーカーと池田昭子さんと私

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 スピーカーを新調しました。
 
 オーディオとは、エッチな写真集にたとえるなら(エッチじゃなくてもいいけど)画質のようなもの。良いに越したことはないが、そこに興味を持ったことがなく(オーディオの話です)、これまで家電量販店で下から3番目くらいのコンポで音楽を聴いてきました。
 
 最近思い至ったのは、これは能力の問題だということ。オーディオが変われば鳴る音も違うと、頭では理解できるけど、悲しいかな専門店でいろんな機種を聴き比べても違いが分からない。同じ曲の指揮者による演奏の違いが分からない人がいるように、ぼくも、音響的な違いを感じ取る能力がないとしか言いようがない。
 
 一方、自分を慰めるためにけっこう本気で信じているのは、音楽から受ける感銘は音響的条件に比例しないということ。オーディオマニアの人が、ぼくの及びもつかない境地で音楽を聴いているとは思わない。ただ、性能の良い装置で鳴らしたほうがセンサー(自分)のストレスは確かに少ないかもしれない。
 
 ここ最近、諸先輩方から立派なオーディオを聴かせていただくようになって、さすがの(無知の)ぼくも、自分の家で音楽を聴くのが楽しくないと思うようになってきた。決定的だったのは、今夏ある方のご自宅で聴かせていただいたショルティのタンホイザー。体当たりでぶつかってくる音の塊!あれにはすっかり参ってしまった。
 
 後日、そんな心境の変化を氏に告白したところ、なんとスピーカーをつくってくださることに!あり得ない展開。氏は決してオーディオマニアではなく、「バーチャルな世界で夢想するより一回のデート」「青年よ、女を口説け」を信条とする実演重視派。ご自宅のオーディオはどこかで拾ってきたアンプと自作のスピーカーで、「マニアな装置ではない」と謙遜されますが、銘柄とか市場価格の問題ではないのです。
 
 かくして、世界にたった1台のスピーカーが誕生した。ぼくが要求したことは(←偉そう)、「変ホ長調の和音がしっかり鳴ること」。エロイカやモーツァルトの39番をズッシリ鳴らしたい。でも、スピーカーを引き取りに再度おじゃましたときに試聴させていただいたフランス女優ジュリー・デルピーの声にノックアウトされ、それから交響曲の気分ではない。
 
<アルバムタイトル>
 アヴェ・マリア
 
<演奏>
 池田昭子(オーボエ&コーラングレ)、石田三和子(ピアノ)【Meister Music】
 
 N響オーボエ奏者(兼・コーラングレ奏者)池田昭子さんのセカンドアルバム。20年前、同じ高校の同じ学年に将来のアイドルが通っているとは思わなかった。クラスが違ったので知り合いでもないけど、芸大に進学した人がいることを校内の合格者掲示板で見た。大学に入ってからオーボエを始めたぼくとは大違いです(言うまでもない)。ちなみに、来月から産休らしい。
 
 それはさておき、新しいスピーカーは池田さんとの相性が突出して良い。「スピーカーから音が出る」という感覚ではなく、スピーカーが楽器のように鳴る。まるで池田さんがそこで吹いているようで、艶やかな音色と生々しいブレスにドキドキするなと言うほうが無理である。
 
 きっと、このスピーカーの製作者は池田さんのファンに違いない。

プロフィール

violin20090809

Author:violin20090809
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