2012/12/31
ウィーンの夜会(ヨハン・シュトラウス2世/グリュンフェルト編曲)
今年の年末年始はぼくの実家(ごく近所)で過ごしています。昨年もその予定だったのですが、その直前の年末に父がサバに当たって緊急入院して(数日で退院しましたが)急遽取りやめたことを、先ほどみんなで食事をしながら思い出しました。一年は、短いような、長いような。
もう食べすぎ飲みすぎで今にも眠りに落ちそうですが、大晦日は何か書かねばなるまいという意味不明の使命感から、昨年の大晦日と同じくヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」で締めます。(考えてみれば、このオペレッタこそ≪酒・女・歌≫です)
<曲名>
ウィーンの夜会(ヨハン・シュトラウス2世/グリュンフェルト編曲)
https://www.youtube.com/watch?v=N60kSgeMYTE (4分51秒)
往年の名ピアニスト、グリュンフェルト(1852~1924)による「こうもり」などの主題による演奏会用パラフレーズ。“など”と書いたのは「こうもり」には登場しないテーマも使われているような気がするから。詳しいことは知りません
(←調べる気なし)

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YouTubeで聴く某有名若手ピアニストのライヴ(→ http://www.youtube.com/watch?v=PxdynChtyyo)は、血気盛んすぎる。この曲はヴィルトゥオーゾ・ピースではあるけど、爆演を求めていない。大人の節度とちょっぴりほろ苦い味わい、芸格の差は短調に転じる中間部(某若手の演奏では2分50秒~)に特に現れていると感じます。
良いお年をお迎えください。