ヴァイオリン協奏曲第1番(パガニーニ/クライスラー編曲)

<曲名>
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調~第1楽章(パガニーニ/クライスラー編曲
 
FJさん(仮名)の影響を受けて、パガニーニを聴きたくなりました。「悪魔が乗り移った男」なんていう異名をもつパガニーニですが、この曲におどろおどろしさは微塵も感じない。なんと屈託のない、明るい音楽であることよ。ぼくが大好きなクライスラー編曲版を5つの演奏で聴いてみます。
 
<演奏>
(1)フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
(2)アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)、ヴィクトル・オロフ指揮ナショナル交響楽団
(3)アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)、ピエロ・ガンバ指揮ロンドン交響楽団
(4)ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)、ユベール・スダーン指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム
(5)ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィル
クライスラーの編曲は、その第1楽章だけを独立させたものであり、冗長な部分のカットや細部の若干の変更を通じて、ソロ・パートを効果的にきわ立たせすっきりとしたまとまりを実現させる結果を生んでいる。(RCA国内盤≪クライスラー愛奏曲集≫R32C-1085のライナーノートより)
「細部の若干の変更」なんて、口から出まかせもたいがいにしてほしい。この名編曲はクライスラーがパガニーニの素材を使って曲を組み立て直したもので、「クライスラー作曲、パガニーニによる1楽章のヴァイオリン協奏曲」(Concerto in one movement after Paganini)とも表記されます。ハープを多用し、管楽器やチェロのオブリガードに彩どられた胸ときめくオーケストレションはまるでメルヘンです。
 
(4)→(5)→(2)→(3)→(1)の順に紹介します。
 
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ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ユベール・スダーン指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団
【2001年7月、8月、10月録音、OEHMS】
http://ml.naxos.jp/album/OC303
 
先ずは、(4)から。このヴァイオリニストは、2004年のザルツブルグ音楽祭のオープニング・コンサートで小澤征爾指揮ウィーン・フィルとコルンゴルトの協奏曲を弾いたり、そして2011年にはウィーン・フィルがシェーンブルン宮殿の庭園でおこなう毎年恒例の野外コンサート(5)に登場し、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍です。
 
彼はArte Nova(及びそこから分派したOEHMS)レーベルからたくさんのCDを出していて、ぼくも数枚持っていますが、音色がちょっと独特で、ぼくの好みとは違います。しかしそれは個人的な好みの問題で、クライスラー編曲版をリバイバルせんと大舞台で世界に紹介した心意気をもってぼくは彼のファンです。
 
スダーンはクライスラー編曲版の魅力を分かっている人。トゥッティを鮮やかに鳴らすだけでなく、魅惑のオブリガードの数々をしっかり聴かせてくれて、音楽自体の美しさに感じ入って思わず涙がこぼれそうになります。「5枚の中に決定盤はない」というのがぼくの考えですが、どれか1枚だけ選ぶなら当盤です。
 
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ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィル
【2011年6月2日収録(Live)、DG】
http://www.youtube.com/watch?v=TjXAc5NxsHI (最初から途中まで)
 
次に、(5)です。前述の通り、ウィーン・フィルの野外コンサートのライヴ映像です(カデンツァの手前で切って2つに分かれています)。ザルツブルグ・モーツァルテウムもいいけど、ウィーン・フィルはさすがです。ゲルギエフは腹の底に力のこもった音をオーケストラから引き出していますが、金管を荒れ狂わんばかりにブンブン鳴らし、迫力があり過ぎて、この夢見心地の名編曲にいまいち酔えません。
 
それにしても、クライスラーが第2主題に注いだ愛情はひとしおです。ハープ伴奏に乗ってヴァイオリンに寄り添うチェロ、つづいてフルート(2回目はクラリネット)のオブリガード(4分06秒~、11分27秒~)、また、パガニーニの原曲ではついに現れないトゥッティ(6分23秒~、13分45秒~)には感無量です。
 
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アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ヴィクトル・オロフ指揮ナショナル交響楽団
【1946年6月4日録音、DECCA原盤/DUTTON】
http://www.youtube.com/watch?v=a6WPs2wxjH4 (一部分のみ)
 
つづいて、(3)です。動画は一部のみ。何を隠そう、カンポーリはぼくが大好きなヴァイオリニストです。彼のクライスラーは小曲も絶品で(例えば「愛の悲しみ」 http://www.youtube.com/watch?v=S7V9yzgEwR0)、もう、なめるような美音と恥ずかし気のないたっぷりとした歌いっぷりに心底ホレボレします。ヴァイオリンのソロの魅力は5枚のうち迷いなく最上位です。
 
オロフという人はカルショー以前のDECCAの名プロデューサーだそうです。なかなか見事な指揮ぶりですが、ぼくはやはりこの曲をモノラルで聴くのはストレスを感じます。それに、ぼくが持っているDUTTONの復刻盤は窒息しそうなほどノイズを除去しているので、動画と同じBEULAH盤がほしいです(入手困難)。
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アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ピエロ・ガンバ指揮ロンドン交響楽団
【1957年録音、DECCA原盤/BELART】
http://www.muziekweb.nl/Link/BBX1191
 
というわけで、カンポーリのステレオ再録音(4)。これはCDではめったに見かけないもので、BELARTという、CDコレクターはあまり買わないレーベルから出ています。初期ステレオとはいえ、鮮明な録音で、音響的なストレスはありませんが(途中でちょっと音が割れますが)、残念ながらカンポーリは縫い目のない布のような旧盤に比べると、弦と弓が擦れるちょっとしたノイズが気になります。旧盤のカンポーリが新盤並みの録音だったら…と、思わずにはいられません。
 
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フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
【1936年12月13日録音、Victor原盤/NAXOS】
http://ml.naxos.jp/album/8.110922
 
最後に、(1)です。ぼくが初めてクライスラー編曲版を聴いたのは、クライスラー自身によるこの演奏でした。てゆーか、何を隠そう、パガニーニの原曲よりも先にこの演奏で「パガニーニの第1番」を覚えたことを告白します。でも、だからこの編曲版を偏愛しているわけではありません、間違いない。
 
うちにあるのは、RCA国内盤、Pearl、Biddulph、NAXOSの復刻盤です。価格と入手の容易さが理由ではなく、ロバの耳(ぼく)にはNAXOSで十分です。クライスラーも大好きなヴァイオリニストですが、この曲はやっぱりステレオで聴きたいというのが本音。
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蜘蛛の糸(芥川也寸志)

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ゆうちゃんは夏休み残り1週間。宿題がたくさん出ていましたが、やり残していた「1000ページ読書」を昨日達成して、これで全部おわりました。最後の数日間で慌てて仕上げるタイプの父とはなんと違うことよ。
 
<曲名>
舞踏組曲「蜘蛛の糸」(芥川也寸志)
 
ゆうちゃんが読んだ本の一つが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」(※)。これはぼくが勧めたのですが、ぼくも中学生のときに同じ作者の「地獄変」を、本を読まずに「エスパー魔美」で紹介されていたあらすじだけで感想文を書いたことはここだけの話です。
 
芥川龍之介(1892~1927)の三男、芥川也寸志(1925~1989)が戦後の日本音楽界を代表する作曲家だったという説明は、省略してもよいでしょう。ゆうちゃんに「蜘蛛の糸」を勧めたのは、読んだ後にこの曲を聴かせたかったのです♪
舞踏組曲『蜘蛛の糸』は、無論、この、父、龍之介の同名作に基づく。小説が発表されてからちょうど半世紀後の1968年(昭和43年)に、文化庁主催の明治百年記念芸術祭参加作品として、NHKの委嘱により作曲された。バレエ化を前提としつつも、音楽だけでも自立した楽曲ということで、舞踏音楽とか交響詩とかただの管弦楽組曲とかいった呼称を避け、舞踏組曲と名づけられている。(片山杜秀、ライナーノートより)
<演奏>
本名徹次指揮日本フィルハーモニー交響楽団【1998年録音、KING RECORDS】
(試聴できます)
 
<構成>(番号はCDのトラックに対応しています。カギカッコ内はスコアの但し書き)
(1)前奏曲
 
(2)極楽の朝
「或日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いてゐる蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金の蕊 からは、何とも云へない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。」
 
(3)蜘蛛とカン陀多(Loree註:「カン」という字は牛へんに「建」)
「やがて御釈迦様はその池のふちに御佇みになって、水の面を蔽 っている蓮の葉の間から、ふと下の様子を御覧になりました。…するとその地獄の底に、カン陀多という男が一人、外の罪人と一しょに蠢いている 姿が御眼にとまりました。」
 
(4)練習番号18
「或時この男が深い林の中を通りますと、小さな蜘蛛が一匹、路ばたを這って行くのが見えました。」
 
(5)練習番号20~21
「そこでカン陀多は早速足を挙げて、踏み殺さうと致しましたが…急に思い返して、とうとうその蜘蛛を殺さずに助けてやったからでございます。」
 
(6)練習番号22
「幸、側を見ますと、翡翠のやうな色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。」
 
(7)練習番号23
「御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、遥かな地獄の底へ、まっすぐ御下ろしになりました。」
 
(8)血の地獄
「こちらは地獄の底の血の池で、外の罪人と一しょに、浮いたり沈んだりしてゐたカン陀多でございます。」
 
(9)蜘蛛の糸
「何気なくカン陀多が頭を挙げて、血の池の空を眺めますと、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、銀色の蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。」
 
(10)練習番号33
「カン陀多は早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。」
 
(11)練習番号37
「さっきまで自分がゐた血の池は、今ではもう暗の底に何時の間にかかくれて居ります。それからあのぼんやり光ってゐる恐ろしい針の山も、足の下になってしまいました。」
 
(12)練習番号39
「所がふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限りもない罪人たちが、まるで蟻の行列のやうに、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。」
 
(13)練習番号40
「そこでカン陀多は大きな声を出して「この蜘蛛の糸は己のものだぞ。下りろ。下りろ」と喚きました。その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急にカン陀多のぶら下がっている所から、ぷつりと音を立てて断たれました。」
 
(14)極楽の昼
「御釈迦様は極楽の蓮池のふちに立って、この一部始終をぢっと見ていらっしゃいましたが、やがてカン陀多が血の池の底へ石のやうに沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、又ぶらぶらと御歩きになり始めました。しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。金の蕊 からは、何ともいへない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。」
 
というわけで、「蜘蛛の糸」のストーリーに沿った約15分間の管弦楽曲です。情景描写が実に見事で、特に、御釈迦様が蜘蛛の糸を垂れ下ろす場面(トラック7&トラック9)とか、カン陀多がそれにつかまってたぐり昇る場面(トラック10)、そして圧巻は下から昇ってくる大勢の罪人たちに向かって金管が咆哮すると、弦が力を失い、はらはらと落ちていく場面(トラック12から13にかけて)!もし、この曲を初めて聴く人が曲名を知らずに聴いても、これが「蜘蛛の糸」だと言い当てるんじゃないかと思うほど絶妙です。
 
また、スコアの但し書き(ライナーノート記載)がちょうどあらすじになっているので、小中学生はこれ1枚で読書感想文にも対応できる、夏休みにオススメの1枚です♪
 
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(原作) http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html

オランダ人の謎

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ケータイで、例えば「パンケ」と打つと、その後につづく言葉を予測して「パンケーキ」などの変換候補が出てきます。先日、ゆうちゃんから「いつまでも」と打ってみてと言われて打ってみたら、「いつまでもあると思うな親と金」というのが出てきた
 今、ゆうちゃんの周りで話題になっているらしい。
 
ずいぶん気の利いた変換が出るもんだと感心して調べてみたら、機種にもよるけど、諺とか流行語も取り込んで、かなり凝った変換もあってビックリ!
 
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<曲名>
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(ワーグナー)
 
<演奏>
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィル【1962年録音、MCA】
http://www.amazon.com/dp/B0001WHYR4
https://www.youtube.com/watch?v=eu1GDKq4Cdc (12分26秒)
 
確かに、これがオペラのタイトルとは知らない人がこの変換を見たら「なぜオランダ人なんだw」と思うでしょう
 この曲は大学2年のときに演奏して以来、たぶん、今日まで一度も聴いていなかったと思います。当時(19歳)の自分から見たら、今の自分はダブルスコアです。光陰矢のごとし。どんな曲だったか、もはやすっかり忘れていましたが、久々(19年ぶり)に聴いたら急に思い出してきました。記憶とは不思議なもの。
 
当時買ったのがクナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィルでした。2枚組の輸入盤で、たぶんお買い得だったのでしょう、間違いない。鍵盤マニアの方はドビュッシー編曲の2台ピアノ版をどうぞ(→ https://www.youtube.com/watch?v=tZjz9CUWlhQ )。例のおもしろ変換サイトでは「ドビ」と打つと「ドビュッシー」が出てくるという話で盛り上がっていますが、微妙~
 
ちなみに、ヒンデミット作曲のパロディー≪朝7時に温泉場の二流オーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲≫はどうやっても変換では出てきません。フフフ、まだまだだな、iPhone!(←勝ち誇るLoree)

かえるの合唱(ドイツ民謡/福永陽一郎編曲)

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<曲名>
かえるの合唱(ドイツ民謡/岡本敏明訳詩/福永陽一郎編曲)
 
<演奏>
福永陽一郎指揮東京アンサンブル合唱団【日本コロムビア製作/学研(LP)】
http://www.youtube.com/watch?v=Cr5chbHhDxA (1分58秒)
かえるの鳴き声をまねた愉快なドイツ民謡で、古くから日本の男声合唱団で歌われています。四分輪唱の形ですが、輪唱というのは旋律をある声部が歌うと、それを追いかけるようにして、他の声部が同じメロディをからませてゆく手法です。みんなが同じ旋律を歌うのですから、ちっともむずかしいことはなく、しかも、ハーモニーの美しさを楽しむことができるのです。この輪唱をもっと高級にした形がフーガという形式なのです。(宇野功芳)
先週の金曜日から家族に内緒で5連休の5日目。とは言っても、某ブロ友G氏のように一人で九州の秘湯に旅するわけでもなく、ちょっと、集中して勉強したかったのです(本当)。家にいるとダラダラ過ごすことになるから、いつもと同じ時間に起きて、朝ごはん食べて、着替えて、とにかく家を出る。
 
で、とりあえず山手線に乗ってぐるぐるまわって通信教育のテキストをひろげ、途中、ファミレスに寄ってはまたテキストをひろげ、再び山手線に戻ってテキストをひろげる。同じ場所に長くいると落ち着かないからそうしているのですが、もはや勉強する習慣がないから、いくら場所を変えても集中力が続かない
 
そこで昨日、気分転換のために仕方なく某レコード屋さんに立ち寄ってみたところ、なんと!店頭の100円コーナーのダンボール箱の中に学研(日本コロムビア製作)の「こどものクラシック」シリーズがある!まるで、ぼくが探し出すのを待っていたかのように。なぜ「こどものクラシック」を探していたかと言うと、吉原潤さんという方のHP(※1)で、このシリーズの第10巻に「ラモーのガヴォット」(※2)が含まれていることをつかんでいたからです。竹取の翁が見つけた竹のごとく光り輝くダンボール箱の中から、この幻のレコード(100円)を即時救出したことは言うまでもない。
 
さらに同じシリーズの他の巻も眺めていたら、なんと!讃岐の某ブロ友F氏の師匠、故・福永陽一郎先生編曲&指揮の合唱曲を第5巻に発見したのであります(ようやく本題)!調べてみると、このレコードの存在はズバリ「福永陽一郎」というメモリアルHP(※3)でも言及されていますが、なんか珍しそうな感じ。そこで、これも救出して(100円)、ここに紹介する次第です。
 
なにしろ「こどものクラシック」シリーズですから、収録曲は推して知るべしですが(詳細は※1参照)、この「かえるの歌」にはすっかり圧倒されてしまった。バス(バリトン?)が貫禄たっぷりに「か~え~る~の~歌が♪」と歌い始めると、テノール、アルト、ソプラノがそれにつづき、壮麗な4声輪唱となる。こんな立派な「かえるの歌」は聴いたことがない。そして斬新な経過句を挟んで転調し、「かえるの歌」がつづく。
 
ちなみに、当盤の解説を書いているのがなんと若きU野K芳氏で、これまたビックリ。「かえるの歌」について書いているのもさることながら、現在の氏の文体とは似ても似つかない、まことに異例の解説といえよう。
 
※1 吉原潤さんのHP http://www22.ocn.ne.jp/~yosijyun/houjin/child.htm
※2 「ラモーのガヴォット」完全攻略ガイド その2
※3 「福永陽一郎」HP http://www.asahi-net.or.jp/~vd6k-msk/yomemory.htm

プロフィール

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