小フーガBWV578(バッハ)

ゆうちゃんは1学期の期末テストがもうおわりました。5月末に中間テストで、それから運動会を挟んで実質3週間で期末テスト。この不可解な日程にはきっと大人の事情があるのでしょう、間違いない。
 
期末テストは実技科目も合わせて9科目。今回の音楽にはバッハの「小フーガ」が含まれていました。ぼくもゆうちゃんと同じ学年のときに聴いた曲です。調べてみると、この曲は遅くとも1951年(昭和26年)の学習指導要領には登場し、ほとんど親子3代にわたって聴かれ(聴かされ)つづけているのは驚くべきです。
 
<曲名>
フーガ ト短調BWV578(バッハ)
「フーガ ト短調」について答えなさい。(各2点×12問)
(1)作曲者名とその活躍した国を答えなさい。また、その時代は日本では何時代か。
(2)パイプオルガンと音を出すしくみが同じ楽器を次から2つ選び、記号で答えなさい。
【選択肢】
ア)チェンバロ イ)リコーダー ウ)ヴァイオリン エ)ピアノ オ)鍵盤ハーモニカ
(3)パイプオルガンとフーガについて空欄に当てはまる言葉を下から選び、記号で答えなさい。
奏者が鍵盤を弾くと特定の( )に( )が送り込まれて音が鳴ります。鍵盤の横には( )と呼ばれるたくさんのボタンが付いていて、それらを操作することによって音色を選ぶことができます。フーガとは、はじめに示された( )が( )様に加わる他の( )によって( )発展していく形式。
【選択肢】
ア)パイプ イ)振動 ウ)主題 エ)応答 オ)繰り返されて カ)追いかける キ)鍵盤 ク)飾る ケ)声部 コ)空気 サ)ストップ
<演奏>
トン・コープマン(オルガン)【2008年(Live)】
 
多くのオルガニストが「小フーガ」の通称を裏切らずこじんまりと弾くが、コープマンはなかなか豪快にブワ~ンとオルガンを鳴らしている。せっかちでおしゃべりな(よく言えばアグレッシブな)芸風はちょっと疲れるけど、たった3分間。両手両足を駆使したダイナミックなオルガン演奏(2分16秒~など)をあらゆる角度から捉えた映像はきっと中学生の聴覚と視覚を刺激する。
 
でも、ぼくはテーマが長くて口ずさみにくいこの「小フーガ」が半世紀以上も教科書から外せないほどの名曲とは思っていない。そもそも義務教育でこんなマニアックなことを教える必要があるのかという気もするけど、それでもバッハのフーガを1曲選ぶなら、ぼくのオススメはこれです。
 
<曲名>
幻想曲とフーガ ハ短調BWV537(バッハ/エルガー編曲)
 
<演奏>
ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団【2009年(Live)】
 
「幻想曲とフーガ」は前半が幻想曲で、後半(6分12秒~)がフーガという構成。フーガのテーマは短く躍動感があり、原曲が潜在的にもっていたテンションの高さを金管・シンバル込みの派手なオーケストレーションが引き出す。さらにプレトニョフの強靭でアグレッシブな指揮はほとんど爆演の域。シンフォニック・バッハ史上、最高にカッコイイ3分間!単調なカメラワークはコンマスの隣のセクシードレスに免じて許す。
 
ぼくが文部科学大臣になったら、教科書のフーガはこれです。
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