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2014/11/15
2014/11/08
色は琥珀がかったオレンジ。ルビーグレープフルーツやビターオレンジのピールのようなアロマホップが鼻腔を突き抜けます。ホップはかなり効いておりIBU値は150ありますが、嫌味なほど圧倒的ではなく、至ってフルーティーで紳士的。パインやバナナ、そして最初の印象のグレープフルーツ系のホップ香が軸として全てに働きかけます。モルティでキャラメルの甘さが9.2%のアルコール感を包み込み、上品な飲み応えとなって広がります。フィニッシュはたっぷりとしたビター感が心地良く、絶妙なカーボネーションにより、きれいなノド越しを作り出し、素晴らしいシトラスピールを連想させるホップの香りを運んでくれます。(輸入代理店、株式会社ウィスク・イーのコメント)
アルコール度が高く、ホップをふんだんに使ったインディア・ペールエールは、18世紀の英国で、長く過酷なインドへの航海のために、劣化しにくいビールとして造られました。そんなルーツを持つ「インドの青鬼」は、驚愕の苦味と深いコクで飲む者を虜にします。“魔の味”を知ってしまった熱狂的ビールファンの為のビールです。(醸造元、株式会社ヤッホーブルーイングのコメント)
2014/11/06
2014/11/02
ヴィターリのこの曲は、よくよく考えてみると、ふしぎな位置にある。荘厳な感じではあるが宗教色は希薄であり、詩的でも散文的でもない。響きの交差をヴァイオリンは縫ってゆき、ときにはなまなましく、ときには装飾的になる。音の織物と呼ぶには、実体がありすぎる。なにか別な空間を想ったほうがよさそうなのだが、私には適切なことばが見つからない。もしかしたら天上の風景かもしれない。[推薦盤:エドゥアルト・メルクス](宮城谷昌光「クラシック 私だけの名曲1001曲」新潮社、2003年)
オーストリアのヴァイオリニストとして、今日特に知られているのは、ウィリー・ボスコフスキー、ヴォルフガング・シュナイダーハン、及び早くから演奏の名手、及び教育家として、両面の活動をしているエドゥアルト・メルクスである。(マルク・パンシェルル/大久保和郎訳「ヴァイオリン」、白水社、1967年)
この曲にはいくつかの版があるが、ここではメルクス自身がドレスデンの手稿譜をもとに自作した通奏低音の具現や装飾音によって演奏されている。(戸口幸策・黒川孝文、CD解説書より)
2014/11/01
私が高校生だった頃(※)、ちょうど日本コロムビアが1000円盤を発売しはじめ、本格的な国内廉価盤ブームが到来しつつあった。そうした中で、エラートの1000円盤シリーズは統一ジャケットで簡素なものだったけれども、内容的にはとても充実していた。(中略)ガブリエレ・アルムッツィ=ロメイによる「イタリア古典ヴァイオリン名曲集」などを買って、繰り返し何度も聴いた。(谷戸基岩「クラシック“ローカル線”の旅~私をレコード蒐集の底なし沼へ導いたLPとの出会い」:音楽之友社「別冊レコード芸術」SUMMER 1999より)※Loree註:国内盤LP(RE-1042)は1972年発売
この曲は、まれにみる表現力と、おどろくべき和声の大胆さを示しているが、オリジナル版によって録音されたのはこのレコードが初めてである。(Claude Mercier-Ythier、安藤元雄訳)
Author:violin20090809
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