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オーケストラの楽器

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新シリーズ「オーケストラの楽器」第1回。このシリーズでは、オーケストラで使われる楽器を紹介するレコードを紹介します。プロコフィエフの「ピーターと狼」やブリテンの「青少年のための管弦楽入門」のような作曲作品ではなく、楽器紹介のために制作された教育用レコードを対象とします。なお、「ピーターと狼」日本語ナレーション版は別シリーズで継続します(書庫参照)。
 
<アルバムタイトル>
管弦楽の楽器
 
<演奏>
コロムビア管弦楽団【1950年代録音(?)、日本コロムビア】
https://www.youtube.com/watch?v=Ofud4Se8WMY (14分06秒) 世界初復刻(たぶん)
 
<紹介されている楽器>(登場順)
1)ヴァイオリン
2)ヴィオラ
3)チェロ
4)コントラバス
5)ピッコロ
6)フルート
7)オーボエ
8)イングリッシュホルン
9)クラリネット
10)バスクラリネット
11)ファゴット
12)コントラファゴット
13)ホルン
14)トランペット
15)テノール
16)トロンボーン
17)バストロンボーン
18)チューバ
19)ティンパニ
20)ハープ
21)チェレスタ
 
当盤はSPレコード(78回転)2枚4面にわたって21の楽器を紹介しています。解説書が添付されていないので、盤面記載以外の情報は一切ありません。演奏団体は「コロムビア管弦楽団」と記載されていますが、オーケストラの演奏は含まれず、各楽器につき一人の奏者が無伴奏でシューベルトの「アヴェ・マリア」やベートーヴェンの「運命」第3楽章の一節など、1~3曲をナレーションもなく次々と入れ替わり演奏していくという、なんの色気もない構成が印象的です。先だって一緒に試聴してくださった盟友Pちゃんさんが「オケの部室の練習風景のよう」と評されたコメントが非常に的確にして秀逸です。
 
なお、このレコードは2枚目(第3面と第4面)の盤面がなだらかな椀状に変形していることに加えて、楽器間のインターバルの溝幅が広くて、針がそこで止まってしまうので困っていたのですが、ib○tar○w先生とPちゃんさんのご助言でレコードプレーヤーのアンチスケーティングの設定値をゼロにしたら針が進んでくれるようになりました。ありがとうございました。但し、盤面が変形しているせいか、音が歪んだり謎のノイズが入る箇所があります。ご了承ください。
 
<不明点>
・シューベルトの「アヴェ・マリア」とベートーヴェンの「運命」のほか、もう1曲演奏されている曲名
・ティンパニ、ハープ、チェレスタが演奏している曲名(チューバ以前の楽器とまったく別の曲)
・15番目に登場する金管楽器「テノール」(10分29秒~)とは?
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「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス2世)

ゆうちゃんは16歳。高校生になりました。今年に入ってから受験、合格発表、卒業、引っ越し、入学といった本人にとっては人生の節目のイベントが相次ぎ、親としてもたった3~4ヶ月前のことが遠い過去のように感じられます。
 
中学では運動音痴なのにテニス部に入って、つらいこともあっただろうけど、あえて苦手な世界に飛び込んだ娘をぼくは誇りに思います。高校では得意分野で活躍したいということで、念願のオーケストラ部(とは名ばかりで、実態はチェンバー・オーケストラ)に入部し、さらに地域のジュニアオケにも復帰して、今は2つのオケをかけもちしています。音楽専門生ではなく、単なる趣味だけど、青春だな~。これでちゃんと練習すれば文句ない。
 
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<曲名>
喜歌劇「こうもり」(ヨハン・シュトラウス2世)
 
<あらすじ>
遊び人の男が友人に誘われ、妻にナイショでオトナのヒミツのパーティーに参加するが、そこで出会った仮面の美女を口説いたら、なんと自分の妻だった。実は、くだんの友人が仕掛け人だったのである。この友人は、かつてあるパーティーの帰り道、こうもりの仮装のまま路上に放置されたことを根にもっていたが、今回の件でリベンジを果たす。最後は「すべてはシャンパンのせい」ということで、丸く収まる。
これこそ≪酒・女・歌≫の世界。ストーリーは詰めが甘く、いくら仮面を付けているからって自分の妻と気づかず口説くなんて不自然すぎる。演出を現代化するなら、出会い系サイトで口説いた女性が妻だったという感じか。
 
そんなわけで(?)、「こうもり」序曲は高校オケ界では人気曲です(本当)。ゆうちゃんも受験前からやりたがっていたので、めでたく今年度の選曲会議で採用されて大喜びです。昨日初めて合奏したそうですが、たぶんまだこのオペレッタのストーリーも知らない子が多く、曲想が把握できていない模様。みんなでクライバーのリハーサルを聴いてくださいな。(国内盤DVDは日本語字幕付き)
 
<演奏>
カルロス・クライバー指揮南ドイツ放送交響楽団(現・シュトゥットガルト放送交響楽団)
リハーサル(約34分)&本番(約8分)
【1969年12月&1970年1月収録】

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