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ヴァイオリン協奏曲第1番BWV1041(バッハ)

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<曲名>
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041(バッハ)
 
<演奏>
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
パウル・デッカー指揮オランダ放送フィル【1962年8月29日録音(Live)】
第1楽章 https://www.youtube.com/watch?v=abb2woi77MI (4分41秒)
 
モダン楽器による往年のスタイル。合奏の人数は多く、響きはぶ厚く、重心は低く、悠然たるテンポは「音楽の父」たる偉大なバッハ像を彷彿とさせます。ヨハンナ・マルツィ(1924~1979)、当時38歳。この海賊盤のソリストが本当にマルツィという保証はないけど、ぼくは彼女だと信じます。ひたむきで、暖かく、気品があり、録音のコンディションの悪さにも関わらず何度も聴きたくなるヴァイオリン。
 
<演奏>
パブロ・バレッティ(ヴァイオリン)、カフェ・ツィマーマン【2008年録音、Alpha】
http://www.youtube.com/watch?v=yCARHEoeQGQ (13分30秒)
http://ml.naxos.jp/album/alpha811
 
作曲当時の楽器(または復元楽器)を使ったピリオドスタイル。ヴィブラート控えめの透明感ある響き、切れ味鋭いリズム、颯爽としたテンポ。一人一パートのアンサンブルで合奏パートも会話を楽しむようにソロに絡み、合いの手を入れたりして、「伴奏」に留まることがありません。聴いているだけでウキウキして、体が自然に動いてしまいます。このノリはまるで革ジャンを着たバッハ!作曲当時の真実は誰にも分からないけど、この団体はバッハのスコアからマルツィには見つけられなかった魅力を引き出しています。
 
美人ブロ友Iさんが最近始めたバロック中心の弦楽アンサンブルで「自分だけ音の出し方が違う」と感じているのは、ひょっとしたら、周りの方は後者のスタイルに影響を受けた奏法なのでは、と思った次第。
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